結果報告
こんにちは、2018年7月のTOEIC L&R試験が終わって2ヶ月近くが経ち、結果が郵送されてきたので報告します。
本当は学習経過も報告したかったのですが、 余裕がなさすぎてそれは叶わず、事後報告となってしまいました。
目標のおさらい
まず、どういう目標で取り組んでいたのかをおさらいします。
この記事に書いているように、 990満点という最終目標を意識しつつも、
マイルストーン(中間目標)としてとりあえずは950点(誤差を含んで920~980点)を目指す。
方法論としては
1.単語力強化
2.問題形式慣れ
の2つを考えて、
この二つが完璧に近い状態になれば中間目標は達成可能である
という仮説(予想)のもと、
大学の講義、課題、試験と両立しながら
2018年の6~7月の二か月間、一日平均2~3時間取り組みました。
実際、直接的にはこの2つ以外の対策は一切していません。
なぜこの2つになったのかというと、
現状分析をした結果、この2つの要素による失点が最も大きかった
ためです。詳細は、以前の投稿に書いています。
では、いよいよこの結果がどうなったかに移ります。
結果報告
結果はこうなりました!
LISTENING460点
READING470点
合計930点
という結果でした。
満点には届きませんでしたが、これは予想していたことで、問題は仮説が正しかったのかどうかです。
今回の予想は950点(誤差を含んで920~980点)だったので、なんとか最悪の場合は超えてくれて、仮説は正しかったということが分かりました。
前回が885点だったので、2か月の対策で45点アップに成功したことになります。
何をやったか
次に具体的にどのような対策をしたのか説明します。
既に述べたように、まず今回の対策指針は
1.単語力強化
2.問題形式慣れ
と決めていて、この2つだけをやりました。
1.単語力強化
単語は主に電子辞書に入っているTOEIC用の単語帳で行い、足りない部分は紙の単語帳で補いました。
具体的に使ったのは、
新TOEICテスト英単語・熟語マスタリー2000
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ここまでは電子辞書に入っていたもので、
- 出る単特急 金のフレーズ
TOEIC L & R TEST 出る単特急 金のフレーズ (TOEIC TEST 特急シリーズ)
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これは紙の本で購入しました。
この6冊をほぼ完ぺきにしたというのがやったことです。
ちなみに、電子辞書の活用方法については別の記事に書いています。
各単語帳を軽くレビューしておきます。
マスタリーは正直そこまでよくありませんでしたが、電子辞書のチェック機能が充実していたので取っ掛りとして使いました。
キクタンTOEICシリーズと金のフレーズは評判通りとても素晴らしかったです。
TOEICに本当によく出る単語が集められているだけでなく、
各単語が実際にどういうシーンで出題されるのかが丁寧に書いてあり、リアリティがあって覚えやすくなっています。
2.問題形式慣れ
単語が身についた後、問題形式慣れのために使ったのは
- TOEICテスト新形式精選模試リーディング
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- 公式TOEIC Listening&Reading問題集2
公式TOEIC Listening & Reading 問題集2
- 作者: Educational Testing Service
- 出版社/メーカー: 国際ビジネスコミュニケーション協会
- 発売日: 2017/02/17
- メディア: 大型本
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この3つです。
スタディサプリに関しては本来は月額¥3000ぐらいのコースですが、
7日間全コンテンツ無料体験ができることに注目して、本当に7日間で全コンテンツをコンプリートしてしまいました笑
関先生の講義がロジカルで分かりやすく、問題の傾向とその対策を的確に解説してくれます。7日間は無料なので気軽に試すこともできてとても良いです。
これとは別にリーディングが時間内に終わらないという悩みがあったので、リーディングの模試を5セットやりました。
やりながら時間配分を試行錯誤したところ、なんとか時間内に終わるようになりました。
公式問題集に関しては、最終チェックという位置づけで使いました。
以上が今回2か月間で取り組んだことになります。
結果分析
今回の結果は、一応仮説の範囲内に収まってはいたものの、中間目標の950点から比べると20点足りませんでした。
その原因はリスニングにあるのではないかと考えています。
そもそも、本来TOEIC L&Rというのはリスニングの方が点が取りやすいように作られています。
平均点自体も今回はリスニングの方が50点ぐらい高かったようですし、
930点取る人であれば、 LISTENINGとREADINGの内訳は、490-440から480-450ぐらいが普通ではないかと思います。
よって、僕のスコアである460-470は、リスニングがかなり足を引っ張っていると言えます。
この原因を探るため、郵送されてきたLISTENINGの項目別正答率を見てみました。
特に正答率が低いのは第1項目と第5項目。
第1項目は「短い会話」「文脈を推測」とあるので、おそらくPART2です。
確かにPART2は少し苦手でブレが大きく、本番でも感触がよくありませんでした。
第5項目は短い、長いの指定がなく「暗示」と書いてあるので、PART2,3,4で答えがはっきり書いていない系の問題でしょう。
今後の方針
単語力強化、問題形式慣れについては今回の対策である程度達成できたはずなので、
今後は今回足を引っ張ったリスニングに重点を置き、 根本的なリスニング力の向上、PART2の個別対策をやっていきたい
ところなのですが、TOEICの対策自体はしばらくお休みして、半年か1年後ぐらいに再チャレンジするつもりです。
まとめ
色々とごちゃごちゃ書いては来ましたが、 結局やりたかったのは、
PDCAサイクルを上手く回したときに、本当に成果が出るのか確かめる
ことです。
今回はそこそこ上手くいった気がするので、この体験がどなたかの参考になればいいな、と思います。
最後までお読みいただきありがとうございました!
電子辞書を活用しよう
こんばんは。TOEICまであと32日。あと1ケ月と少しですね。
1週間ぶりの投稿です。
まず前回のおさらいです。前回は「マイルストーンを定める」ということで、現状分析から見えてきた対策と中間目標の設定を行いました。
目標とやるべきことが定まったので、次は実行する環境、主にどの教材を使うかを決めたいと思います。
と現在形で言ってみましたが、当然ながらもう決め終わって対策を開始しているので、どのようにやったかを書きたいと思います笑
基本方針
まず、基本方針としては
「電子辞書をフル活用」
します。
ん?電子辞書って辞書じゃないの?辞書使って勉強するとかマニアか?と思われるかもしれませんが、もちろん辞書で対策するわけではないです笑
実は、一般的な大学生用の電子辞書にはTOEIC用の教材がたくさん入っています。特に英語モデルはすごいです。1冊や2冊ではありません。
詳しく説明する前にまず、僕が持っている電子辞書を紹介したいと思います。大学に入学したときに親に買ってもらったもので、CASIOのEX-wordです。
英語に特化したモデルのようで、数えてみたのですが
なんと、英語系の辞典が23冊、ネイティブ発音付きの参考書に至っては44冊も入っていました。
TOEIC専門の参考書に限っても14冊です。
いや、これは活用しない手はないですね笑
これをもし全部紙で揃えたらと思うと考えるだけで恐ろしいです。辞書を1冊5000円、参考書を2000円と見積もるとおよそ20万円相当。しかも数えたのは英語だけという(-_-;)
これが3万円で買えるんだから相当なお買い得品ですね……
ここでTOEIC関連書籍の一覧を見てみます。
<単語系>
- キクタンTOEIC®Test Score 500
- キクタンTOEIC®Test Score 600
- キクタンTOEIC®Test Score 800
- キクタンTOEIC®Test Score 990
- 新TOEIC®テスト 英単語・熟語マスタリー2000:単語・熟語2,000語と2,000例文
- TOEIC®テスト ボキャブラリー730:2,323語(単語、例文)
- TOEIC®テスト イディオム730:1,776語(単語、例文)
<問題集>
- はじめての新TOEIC®テスト全パート教本:練習問題約100問
- TOEIC®テスト新公式問題集
- TOEIC®テスト新公式問題集 Vol. 2
- TOEIC®テスト新公式問題集 Vol. 3
- TOEIC®テスト新公式問題集 Vol. 4
- 新TOEIC®テストスコアアップ:リスニング660問
- 新TOEIC®テストハイパー模試改訂版:TOEIC®テスト模試3回分
はい、前の記事に書いたのですが、対策において最も優先すべきなのは、
- 単語力強化
- 問題形式慣れ
この2つであったことを思い出すと、双方ともこの電子辞書に入っている教材で十分に対応できそうなことが分かります。
電子辞書のメリット
さて、ここまで教材の豊富さばかりを強調してきましたが、電子辞書を使うメリットはそれだけではありません。
そもそも、勉強する媒体として考えられるのは、
- 本
- 電子辞書
- スマホ
の3つかなと思ったので、この3つを比較していきます。
まず、電子辞書のメリットですが、
などがあります。詳細を説明します。
テクノロジーの恩恵を受けられる
電子辞書ならチェック機能を利用して、チェックがついた単語だけをやり直したり、訳だけ、見出し語だけを隠したり、といったことをするのが簡単です。
即座に発音を聞くこともできます。これらは学習効率を格段にアップするでしょう。
発音についてはCD付きの本でもできますが、わざわざ該当の音声を準備するのは少々手間です。電子辞書なら単語や例文の横にある発音ボタンを押すだけで発音を聞くことができます。
ですが、これはスマホでもできることなので、スマホに勝る点ではありません。むしろ、スマホの方が学習効率を追求したハイテクアプリがたくさん出ていると思います。
辞書とひもづいている
2つ目のメリットです。
電子辞書では、例えば単語を覚えているときに、「単語帳の意味だけではなくもっと詳しい使い方などを見たい」と思ったら、すぐに辞書の該当ページに飛ぶことができます。
これも本ではできません。
「スマホならできる」と思うかもしれませんが、スマホだとフリーの辞書になるので、どうしてもクオリティが落ちます。
有料でちゃんとした辞書を入れるにしても、数十冊の英語辞典を搭載している電子辞書には到底かないません。複数の辞典を比較して初めて分かることもよくあるからです。
誘惑がない
はい、これがスマホに勝る一番のメリットです。電子辞書は基本的に勉強のためのツールなので、誘惑がありません。
スマホアプリで勉強しているといろいろな通知が来てLINEをチェックしたりなど、気が散ってしまいます。
追加課金が必要ない
確かに電子辞書は高価ですが、一度買ってしまえば中にあるコンテンツを使い放題です。追加でお金がかかりません(追加コンテンツなどを使えば話は別です)。
一方で、スマホで高機能なアプリや辞書を使おうとすれば有料になってしまうでしょう。たとえ少額であったとしても、そこには心理的な障壁が立ちはだかります。
また、「スマホアプリに課金してみたのはいいが期待外れだった」ということもあるかもしれません。
よって一度手に入れば電子辞書の方が楽です。
以上、メリットだらけであることが分かっていただけたでしょうか。続いてはデメリットです。
電子辞書のデメリット
実際電子辞書を使って勉強してみて分かったデメリットをお伝えします。
- 手軽でない
- 画面が小さい
手軽でない
特に語学と縁のない方は、普段電子辞書を使う習慣がないでしょう。そうしたときに、毎日必ず触るスマホと比べると、勉強するのが億劫になってしまうかもしれません。
ところが、これは習慣にしてしまえば解決します。「電車に乗ったら電子辞書を開く」とか「朝起きたら電子辞書を開く」とか決めておけばいいのです。
画面が小さい
電子辞書やスマホには、画面が小さいという致命的な欠点があります。
画面が小さいことで一番影響を受けるのはリーディング対策です。なぜなら、リーディングは文章全体と問題文を一度に俯瞰できた方が解きやすいからです。
逆に単語の学習にはさほど影響はないと思います。実際にスマホでも単語アプリはたくさん出ていますし。
ではリスニングはどうかというと、問題を解くには影響がなさそうですが、スクリプトを復習するときに影響が出るかもしれません。
自分が持っている電子辞書ではリスニング音声の再生中になぜかスクリプトをスクロールすることができなかったり、音声を途中から再生する機能がなかったりしたので、少々不便でした。
リスニングに関しては、電子辞書やスマホの仕様によるところだと思います。
電子辞書の活かし方
電子辞書の良さを分かっていただけたでしょうか?
デメリットのところに書いたように、電子辞書が全てをカバーするわけではないので、
すでに英語教材をたくさん持っている方が追加で買うべきとまでは言いませんが、
もしまだ英語に関する教材がほとんどないのであれば、
思い切って買ってしまうのがよいと思います。
TOEICだけでなく、英検やTOEFL、日常英会話にも使えるからです。
おすすめはEXwordの英語モデル最新機種です。下記から購入できます。
実は僕が持っている電子辞書には一つ問題があります。購入したのが3年前なので、TOEIC公式問題集が新形式に対応していないのです泣
ですが、最新モデルであれば新形式に対応した演習ができます。
すでに電子辞書を持っているという方は、電子辞書の特性をよく理解した上で、単語学習には電子辞書、リーディングや実戦形式の対策には紙の本、リスニングはスマホといったように、上手く使い分けをしていくと効率よく学習ができると思います。
マイルストーンを定める
こんにちは。
TOEICまであと39日です。
今までのおさらいですが、方法論を知るために現状を知るということで2回記事を書きました。
この2つの記事で明らかになった各パートごとの自分に足りない部分を簡単にまとめてみます。
- PART1 ①単語
- PART2 ①形式慣れ >②単語 >③発音
- PART3 ①形式慣れ >②単語
- PART4 ①単語・語法
- PART5,6 ①単語
- PART7 ①集中力持続 ②形式慣れ ③読解速度(+単語力)
ここから何が分かるでしょうか。
まず、全てのパートで単語力不足が挙げられていますね。これはもうやるしかないです。
次が形式慣れかな。集中力持続は形式慣れに含んでよい気がします。
あとは発音と読解速度ですね。
もう1回まとめ直します。
やるべきこと(重要度順)
- 単語力強化
- 問題形式に慣れる
- 発音対策(特にアメリカ英語以外)
- 読解力アップ
重要度順と書きましたが1と2は同じぐらい大事な気がします。
これでやっと対策の指針が定まりました!
マイルストーンを定める
次に、この方針で対策するとどれぐらいの成果が出そうなのか?という仮説を立ててみたいと思います。
なぜそんなことをするのかというとマイルストーン、つまり中間目標を定めるためです。
最終目標は満点ですが、ただ「絶対に満点を取る」と言っているだけではそれは現実にはなりません。
もちろん最終目標を忘れてはいけないのですが、中間地点を設けて道のりを分割していくことで達成が一気に現実的になるのです。
目標と方法論を相互にアップデートさせることが大事という話は別の記事でもしています。
では仮設を立てましょう。
仮に、
「単語力を強化してTOEICに出てくる単語ならほぼほぼ一瞬で意味が分かるようになり、出題形式に慣れてどのパートも最適なやり方でできるようになった」
とします。つまり前述したやるべき対策を上から2つまで完璧にしたということです。
実際この2つは可能だと現時点で感じています。
ただ、発音対策をしていない状況なのでリスニングパートで時折オーストラリア英語の発音に惑わされて失点したり、あるいはリーディングでどうしても集中が切れたりしていくつか失点するかもしれません。
この状態では100%満点を取るのは厳しいと思いますが、それでも950点は取れると思います。
950という数字には特に理由はありません。ただの直感です。
ですが人間の直感というのは正しい状態を予測する能力があるらしいので、今回はそれを信じてみたいと思います。
正確な予測ができないときは直感に頼りましょう。
ただし、予測できるとはいっても当然誤差があります。今回の場合、その誤差はプラスマイナス30点ぐらいかな、と感じています。
つまり、
「満点という最終目標の前にあるマイルストーンは950点(920~980点)取れる状態であり、自分の感覚としてはあと40日でその状態に到達できる」
と確信しています。この確信を得るために必要になるのが方法論の研究です。
勘違いをされる方がいるかもしれませんが、別に満点を諦めたわけではありません。
40日より前に950点取れる状態に到達できれば、そこからさらに満点を取れるレベルにジャンプアップする方法を探り、実行します。
というわけで、ようやくマイルストーンを決めるところまで来ました。かなり抽象的な話になってしまいましたが、次からいよいよ具体的な対策に入りたいと思います。
現状を知る②
前回からだいぶ間が空いてしまいました。TOEICまであと48日です。
前回は、現状を知るということで、公式問題集を解いてみた結果報告と、リスニングパートに関して感じたことをまとめました。
今回は、「現状を知る②」と言うことで、リーディングを見ていくことにします。
前回のおさらいですが
リーディングは制限時間を設けずに、かかった時間を記録する方式でやったところ、
・100問中94問正解、所要時間79分(4分オーバー)
495満点に単純換算すると、
・465/495(時間オーバー)
結構取れているように見えますが、忘れてはならないのが時間をオーバーしているということです泣
ということで、まず時間配分に関して考えてみたいと思います。リーディングパートは、75分で100問の問題を解かねばなりません。安定的に900点代を取るような人でも、多くが時間との戦いを強いられるみたいです。
僕が実際にかかった時間は
- PART5→13分
- PART6→7分
- PART7→59分
でした。
ここで一つ重要なことを言います。方法論を考える(研究する)上での鉄板は、
「成功者のやり方をパクる」
ことです。
というわけで、TOEIC対策のブログをあさって理想的な時間配分を探ることにします。
「TOEIC リーディング 時間配分」でググると例えば以下のような記事が見つかりました。
同時に、ここで「超」重要なことに気づきました。
それは、、
新形式になり、「PARTごとの問題数が変わった」ということです。
これはえらいこっちゃ、ご存知の方も多いと思いますが、TOEICは2016年から新形式となり、PARTごとの問題数や問題のタイプが変わりました。
これについては例えばこんな記事が参考になります。
で、残念ながらぼくが解いた新公式問題集No.5は「旧形式」なんですよね。「新」公式問題集ですが、「新」形式ではないので注意が必要です。
というわけでひとまず、かかった時間を新形式の場合に単純換算してみます。
- PART5→13分 × 30/40 = 10分(40問→30問のため)
- PART6→ 7分 × 16/12 = 10分(12問→16問のため)
- PART7→59分 × 54/48 = 67分(48問→54問のため)
なんと、合計で87分!12分オーバーになってしまいました大泣
これをブログを漁って調べた理想的な時間配分と比較してみます。ブログにより多少の差はありますが、概ね
PART5 + PART6→20分
PART7→55分
くらいでした。ここから分かることは、僕の場合明らかに「PART7に時間かかりすぎ」です。
また、PART7と一括りに言っても様々な種類の問題から成っていて、種類別に時間配分を考えた方が良さそうなことも分かりました。PART7の構成については別の機会に考えてみたいと思います。
逆にPART5,6は今のままの時間で良いみたいです。
以上から見えてきた対策の方針は
「PART7を早く解く」
ことになるでしょう。
次に、PARTごとの詳細を見て行くことにしましょう。
PART5(37/40、正答率92.5%)
正答率だけ見ると足引っ張ってますね。
間違えた原因としては一言でいうと「単語」でした。
全く知らない単語はほとんどないのですが、少し考えないと分からないものがチラホラ。もっとパッと意味が分かる単語を増やせば、正答率も上がるしスピードも上がる気がします。
単語は大学受験以来まともにやってないし忘れてるのは当然なので、今一度やり直せばこのパートはなんとかなりそうです。
PART6(11/12、正答率92%)
特に言うことはないです。間違えた原因もPART5と同じ感じ。
PART7(46/48、正答率96%)
正答率だけ見れば頑張ってますね。
ただ前述した通り、このパートで問題となるのは「時間」です。
やってみて思ったのは、まず
「集中力が続かない」
途中で眠くなるんですよね。
なので、順番通り最後に解くのではなく、
「比較的余力のある最初に取り組む」
これを試してみようと思っています。
あとは
- 演習を通して形式に慣れていく
- 早く読む技術を身につける
- PART5,6と同様単語力を上げる
この辺りが対策の肝になってくるのではないかと思います。
まとめ
PART5,6
- 単語力を上げて正答率アップ
PART7
- 集中力を持続させる
- 形式に慣れる
- 読解速度を上げる(+単語力を上げる)
の三本の矢で何としても時間内に終わらせる。
以上、次回以降では前回と今回で分析した現状からマイルストーンを定め、具体的な対策法を考えていきます。
ではまた。
現状を知る
7月末にTOEICを受けることにしたのであと54日。
今回からはTOEIC満点を目指す上での軌跡を記録していく感じにします。
最終目標は満点ですが、その前段階としてマイルストーンを配置するのが効果的である。そして、マイルストーンは「方法論を知る」ことで自然と定まるという話を前回しました。
読んでない方はぜひ読んでみてください。
方法論の研究には、とりあえず現状把握が大事です。ということで、新公式問題集Vol.5を1セット解いてみました。
リスニングは本番同様、
リーディングは制限時間を設けずに、かかった時間を記録する方式にしました。
結果は以下の通り
Listening→100問中85問正解
Reading→100問中94問正解、所要時間79分(4分オーバー)
う〜ん、意外とできなかった、というか、長い!!集中力が続かない(-_-;)
990満点に単純換算すると、
L→421/495
R→465/495(時間オーバー)
合計→886/990(時間オーバー)
満点には程遠いですね(泣)
ちなみに1年半前に受けた時は885点で、内訳はこんな感じでした。
多分本番では集中力が増してパフォーマンス上がるので、当時からほぼ変わってないということでしょう。
問題別に思ったこと書いていきます。
リスニング編(PART1〜PART4)
全体として思ったのは、当たり前だけど集中力が超大事。
特に30問ずつあるPART2〜4は気が遠くなりました。
それと解答見てて気づいたのが、アメリカ英語だけじゃないんですね!
いや、そう言えばそうだったなあって感じなのですが、アメリカ英語オンリーのTOEFLに慣れてたので忘れてました。
ブリティッシュならまだしも、オーストラリアやカナダ英語の対策なんかしたことがない汗
もしや、と思いリスニングで失点した問題の英語の種類の分布を調べたところ、案の定アメリカ英語が1番少なかったです。
アメリカ英語以外の対策を視野に入れた方が良いことが分かりました。
いや、1回模擬試験やっといてよかった。
PART別に見ていきます。
PART1(8/10、正答率80%)
写真のやつ。
意外と単語レベルが高くて、知らなかった表現が20個ぐらいありました。
間違えた原因も主にそこだったので単語やらんとなあと痛感。
PART2(26/30、正答率86%)
質問の答えを選ぶやつ。
感じたのは質問文に疑問詞がないと難しいですね。意味まで理解して文脈読まないと解けない。慣れがいると思いました。間違えたのは全て疑問詞なしのパターン。
あとはPART1ほどではないにしろ単語、フレーズを知らない影響も少しあり、その次が発音聞き取れなかったことによる失点て感じ。
こんな風に失点の原因分析をするのが方法論を考えるうえで役に立つと思います。
PART3(23/30、正答率73%)
二人の男女の会話。このパートが一番ひどかった。二人いるってのが脳を混乱させるんでしょう。
加えて、このPARTの鍵は、会話が始まる前にどれだけ準備できるかですね。
まず設問文から男女の関係性と、何が起きるかを大まかに把握する。
選択肢は全部覚える必要はないが、見てなんとなく「公共交通機関の話だな」とか「ビジネスの話だな」とかまでは頭に入れる。
会話が始まるまでに頭の中に状況を作っておいて、音声が流れている間は会話に集中する。
これがうまくできませんでした。失点の大部分が聞き逃したのが原因で、一部ビジネスワードに慣れていなくてつらかった部分もありました。
集中力が大事になるパートですね。
PART4(28/30、正答率93%)
リスニングの中では一番できてたパート。モノローグだから脳が混乱しないのに加えて、PART3で音声が流れる前の準備に慣れたことで聞き逃しが減ったのが原因と考えられます。
間違えた2問はどちらも単語が原因でした。
リスニングパートまとめ
- PART1 単語ムズい
- PART2 疑問詞がないパターンでの文脈 >単語 >発音
- PART3 音声が始まるまでの準備が大事 >単語
- PART4 単語・語法
これにより、出題形式に慣れ、単語力を強化すればよいことが分かりました。発音もBritish,Candaian,Australianを中心に少しはやりたいところです。
残すはリーディングですが、長くなったので次回に回すことにします。ではまた。
目標を99.9%達成するためのたった3つの条件
今回、ブログのタイトルにもある通り、
「TOEICで満点を取る」
と言う目標を立てました。
それにあたり、
目標を99%達成するのに必要な3つの条件に触れておきたいと思います。
みなさんは、何か目標を決めて、それに向けて努力したことがあるでしょうか?
学生であれば
- 定期試験で成績上位10%
- 英検1級取得
- 部活の地区大会優勝
- 第一志望の大学に合格
- 就活で大企業から内定を得る
など人生を左右するようなイベントから、
- 1ヶ月で5kgやせる
- 筋肉をつける
- ゲームが上手くなる
などなど日常的な目標もあるでしょう。
これらを一つ一つ「確実に」達成する方法がもしあれば、
人生がかなり大きく変わると思いませんか?
なりたい自分になれる
例えば、
- 海外の華やかな舞台で活躍する
- 異性からモテモテになる
- お金持ちになってお金に困らない暮らしをする
そんなことも夢ではないかもしれません。
今回はそんな夢を手に入れることを可能にする、
目標を99.9%達成するための3つの条件の話をしたいと思います。
その3つとは、、、
- 実現可能な目標を立てること
- 方法論を知ること
- 実行すること
です。
この3つが揃えば目標は現実になります。よく考えれば当たり前ですよね。
だって、目標を達成するための方法論があってそれをやるんだから笑
それぞれについて詳しく説明します。
1.実現可能な目標を立てる
はい、実現可能な目標を立てましょう笑
「夢を叶えるとか言っときながら、いきなり夢のないことを言うな💢」
と思うかもしれませんが、そんなことはありません。
なぜなら、実現可能かどうかの判断基準は、
「すでに達成している人がたくさんいるか」
だからです。
先ほどの例で言えば、
- 海外で活躍している人
- 異性からモテモテな人
- お金持ち
どれもたくさんいますよね?たくさんいるってことは、実現可能なんです。
じゃあ誰もやってないような目標って何なのか?
例えばライト兄弟がやったような、
「飛行機がない時代に飛行機を発明する」
みたいな目標はかなりレベルが高いです。
なぜなら、誰もやったことがないから。
そもそも方法論が存在するかすら分かりません。
そのような目標を達成するのはかなりリスクがあるし、覚悟が要ります。
もう一つ例を挙げましょう。
最近のニュースですが、栗城史多さんという登山家がエベレストからの下山中に滑落してなくなったというニュースがありました。
講演活動などで彼に勇気づけられてきた方々もたくさんいたようで、とても残念なニュースだったのですが、ここで取り上げるのは、彼は目標を間違えていたのではないか、と思うからです。
彼はエベレストへの単独無酸素登頂を目指していたのですが、最難関と呼ばれる西稜ルートにこだわっていました。
様々な記事を読みましたが、有識者によると、
この最難関ルートを単独無酸素登頂できるような技術を持った登山家は、
世界全体でも一人か二人しかおらず、
彼らですら確実に成し遂げられる保証はない。
栗城さんのレベルであれば到底不可能。
だったらしいです。
当然彼もそのことはわかっていたはずで、彼が何を思いチャレンジをしていたのかは今となっては知る由もありませんが、
もし、彼が本気で目標達成を目指していたのであれば、
彼は実現不可能な目標に立ち向かっていたと言わざるを得ないでしょう。
TOEIC満点は難しくない?
少々重い話になってしまいましたが、それでは、今回の私の目標である、
「TOEIC満点」はどうでしょう。達成している人はいるでしょうか。
結論から言うとそこそこいます。
有名どころで言えば、東◯ハイスクールの安◯内哲也先生あたりかなと思います。
調べてもらえば分かると思いますが、彼のようなカリスマ英語講師と呼ばれるような方々は大抵TOEIC満点を取っています。
つまりTOEIC満点は実現可能、飛行機がない時代に飛行機を発明したり、エベレストの最難関ルートから無酸素単独登頂するよりは簡単だということです。
え、簡単なはずはないって??
確かに、日本人のTOEIC平均点はかなり低いですし、900点取っただけで偏差値でいえば70以上です。
満点がかなりレアであることは間違いないですが、それでも達成者がある程度のボリュームで存在する以上、
何かしらの形で方法論が存在すると考えるのが自然ではないでしょうか?
方法論さえあれば東大も入れる
別の例を挙げれば、東大合格だってそうです。
世間的にはすごいこととみなされているようですが、実は東大がマンモス校予備軍であることはあまり知られていません。
東京大学の1学年の人数を知っていますか?
なんと1学年3000人強です。
実際に1年に3000人以上合格者が出ていて、全世代で見ればそれこそ合格者は五万といます。
つまり東大に入るのは、TOEIC満点よりよほど簡単です。
この後話す方法論さえ見つかれば、東大合格だって決して無理な話ではないのです。
まあそれを見つけるのが難しいというか、なかなかそういう環境に恵まれないんですけどね笑
達成者がそこそこいる「けど」達成できたらすごい
と思うような目標を立てることで、決して無謀ではないけれども、意義のある挑戦をすることができます。
2.方法論を知る
次に大事なのは方法論を研究することです。
方法論を知ると、とりあえずの現実的な目標ラインがどこら辺なのかも分かります。
そしてその目標ラインを、
最終目標を目指すうえでのマイルストーン(中間目標)とすることで、
目標達成に一歩近づくことができます。
目標と方法論を相互にフィードバックさせていくプロセスが重要です。
どういうことか、例えば、
TOEIC満点という目標は、達成している人がたくさんいるから実現可能なはずだと言いました。
ですが、現状が500点だとしたら、一気に達成するのは現実的ではないでしょう。
そこで、方法論を研究した結果700点まで上がりそうなやり方が見つかったとします。
この場合、中間目標を700点に設定した上で、その方法論を実行します。
これが正しい姿勢です。
つまり「方法論を研究すると、マイルストーンが決まる」のです。
いや、それはそうだけど方法論の研究ってどうやんだよ?と思うかもしれません。それについては長くなるので次回以降の投稿で詳しく触れることにします。
3.実行する
正しい目標とそのための方法論がわかっても、実行しなければ目標達成はできません。
実行のために必要なことは2つ、「できる状況を作り」「モチベーションを維持する」ことです。
できる状況を作る
これは、環境的な制約をなくすことです。
例えば時間やお金の自由を得ることが考えられます。
多忙すぎて時間を1日1分も割けなければそりゃ実行は無理ですし、
お金がなくて自分が考えた方法論に必要な教材を購入できないのもダメでしょう。
人間関係を整えるとかも入りますね。周囲がその目標に否定的な人ばかりな場合、一切言わないか、付き合う人間を変えるかしたほうが良いです。
モチベーションを維持する
挫折しないようにします。このために必要なのは「意識する回数を増やす」ことです。
良い方法は人によりけりでしょうが、
私のオススメの1つ目は、「必ず目に入る場所に目標を書く」こと。
部屋の壁を毎日必ず見る人なら壁に目標、例えば「TOEIC満点」とか書いた紙を貼ると良いでしょう。
そして2つ目が「他人に宣言すること」
直接口頭でもいいですが、オススメはSNSの利用です。なぜなら「不特定多数の目を自然と意識」でき、かつ「文字として残る」からです。
直接口頭だと友人など親しい人に言うことになると思うのですが、それだと甘えが出てしまうかもしれません。
私自身苦い思い出があります。高校生の時、塾の先生にその週の自習内容を自発的に宣言するということをやってみたのですが、あまり上手くいきませんでした。
なぜなら、その先生が優しかったからです。
その先生が怒るところを想像できず、私の脳内でのサボりの抑止力となってくれませんでした。
SNSで不特定多数に宣言したからといって失敗して誰かに怒られることはないでしょうが、
達成できなければ「なんだよ、あいつ口だけじゃねえか」と内心思われてしまうかもしれませんし、
逆に達成報告できれば「あいつはやるやつだ」と多くの人に思ってもらえるかもしれません。
それがモチベーションになります。
長くなりましたが、
1.実現可能な目標を立てる
2.方法論を知る
3.実行する
3-1.できる状況を作る
3-2.モチベーション管理
以上を完璧にこなせば目標は自然と達成され、あなたはなりたい自分になることができます。
さて、これに沿ってTOEIC満点を目指すにあたり、私がどのような戦略を立てたのか?続きは次の投稿です!
プロフィール
こんにちは。東京大学に通う4年生です。大学では数理工学を専攻していて、趣味で外国語学習の方法論を日々考えています。
これを読んでいるあなたは、外国語とどのように向き合っていますか?
多くの日本人にとって一番興味のある外国語は間違いなく英語でしょう。
日本では中高で6年間英語が必修、最近では小学校でも英語の授業が必修になろうとしています。
一方で「日本の英語教育では英語を話せるようにならない」とよく言われます。
これはある意味で当たり前です。なぜなら、学校教育では英語を「話す」練習をほとんどしないからです。
では、学校で学ぶ英語は無駄なのか?
実はそんなこともありません。理由はいくつか考えられますが、そのうちの一つは学習、研究の幅を拡げることにあるのではないでしょうか。
学校の英語や、受験英語では「読み」が重視されます。
これは大学に入ってから、英語の学術論文を読むのには役に立ちます。
実際、私も受験英語はわりとできる方だったので、専門の論文を読むことになった今、英語の面で苦労することはあまりありません。
大学受験とは、大学に入る資格を図る試験なので、そこで英語論文を読む力があるかを問われるというのはそこまでおかしなことでもないように思います。
とはいいつつも、
やっぱり聞けるようになりたいし話せるようにもなりたいですよね笑
英語習得に関しての私の夢は、
- 平均的な英語レベルの映画を字幕なしで見られるようになる
- ネイティブスピーカーと腹を割って会話できるようになる
この二つです。
あれ、TOEIC満点が目標じゃないのかよ?と思われるかもしれませんが、
TOEIC満点はあくまでもそのための手段、力試しという位置づけで、ゴールとしては上に書いたように「総合的に使える英語力をつける」ことです。
TOEIC L&Rはリーディングとリスニングしか見てくれませんし、真の英語力をくまなく測ってくれるわけではありません。
つまり、英語が本当にできる人はTOEIC満点を取りますが、TOEIC満点の人が真に英語力があるとは限らないのです。
それでも、満点を目指すことが
「真の英語力をつける」上でプラスに働くことも事実であると思っているので、
今回TOEIC L&Rで満点を目指すことに決めました。
ブログでは、実際に試行錯誤しながら勉強していく様子を公開するので、参考にしていただければ幸いです。