結果報告
こんにちは、2018年7月のTOEIC L&R試験が終わって2ヶ月近くが経ち、結果が郵送されてきたので報告します。
本当は学習経過も報告したかったのですが、 余裕がなさすぎてそれは叶わず、事後報告となってしまいました。
目標のおさらい
まず、どういう目標で取り組んでいたのかをおさらいします。
この記事に書いているように、 990満点という最終目標を意識しつつも、
マイルストーン(中間目標)としてとりあえずは950点(誤差を含んで920~980点)を目指す。
方法論としては
1.単語力強化
2.問題形式慣れ
の2つを考えて、
この二つが完璧に近い状態になれば中間目標は達成可能である
という仮説(予想)のもと、
大学の講義、課題、試験と両立しながら
2018年の6~7月の二か月間、一日平均2~3時間取り組みました。
実際、直接的にはこの2つ以外の対策は一切していません。
なぜこの2つになったのかというと、
現状分析をした結果、この2つの要素による失点が最も大きかった
ためです。詳細は、以前の投稿に書いています。
では、いよいよこの結果がどうなったかに移ります。
結果報告
結果はこうなりました!
LISTENING460点
READING470点
合計930点
という結果でした。
満点には届きませんでしたが、これは予想していたことで、問題は仮説が正しかったのかどうかです。
今回の予想は950点(誤差を含んで920~980点)だったので、なんとか最悪の場合は超えてくれて、仮説は正しかったということが分かりました。
前回が885点だったので、2か月の対策で45点アップに成功したことになります。
何をやったか
次に具体的にどのような対策をしたのか説明します。
既に述べたように、まず今回の対策指針は
1.単語力強化
2.問題形式慣れ
と決めていて、この2つだけをやりました。
1.単語力強化
単語は主に電子辞書に入っているTOEIC用の単語帳で行い、足りない部分は紙の単語帳で補いました。
具体的に使ったのは、
新TOEICテスト英単語・熟語マスタリー2000
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ここまでは電子辞書に入っていたもので、
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TOEIC L & R TEST 出る単特急 金のフレーズ (TOEIC TEST 特急シリーズ)
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これは紙の本で購入しました。
この6冊をほぼ完ぺきにしたというのがやったことです。
ちなみに、電子辞書の活用方法については別の記事に書いています。
各単語帳を軽くレビューしておきます。
マスタリーは正直そこまでよくありませんでしたが、電子辞書のチェック機能が充実していたので取っ掛りとして使いました。
キクタンTOEICシリーズと金のフレーズは評判通りとても素晴らしかったです。
TOEICに本当によく出る単語が集められているだけでなく、
各単語が実際にどういうシーンで出題されるのかが丁寧に書いてあり、リアリティがあって覚えやすくなっています。
2.問題形式慣れ
単語が身についた後、問題形式慣れのために使ったのは
- TOEICテスト新形式精選模試リーディング
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- 公式TOEIC Listening&Reading問題集2
公式TOEIC Listening & Reading 問題集2
- 作者: Educational Testing Service
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この3つです。
スタディサプリに関しては本来は月額¥3000ぐらいのコースですが、
7日間全コンテンツ無料体験ができることに注目して、本当に7日間で全コンテンツをコンプリートしてしまいました笑
関先生の講義がロジカルで分かりやすく、問題の傾向とその対策を的確に解説してくれます。7日間は無料なので気軽に試すこともできてとても良いです。
これとは別にリーディングが時間内に終わらないという悩みがあったので、リーディングの模試を5セットやりました。
やりながら時間配分を試行錯誤したところ、なんとか時間内に終わるようになりました。
公式問題集に関しては、最終チェックという位置づけで使いました。
以上が今回2か月間で取り組んだことになります。
結果分析
今回の結果は、一応仮説の範囲内に収まってはいたものの、中間目標の950点から比べると20点足りませんでした。
その原因はリスニングにあるのではないかと考えています。
そもそも、本来TOEIC L&Rというのはリスニングの方が点が取りやすいように作られています。
平均点自体も今回はリスニングの方が50点ぐらい高かったようですし、
930点取る人であれば、 LISTENINGとREADINGの内訳は、490-440から480-450ぐらいが普通ではないかと思います。
よって、僕のスコアである460-470は、リスニングがかなり足を引っ張っていると言えます。
この原因を探るため、郵送されてきたLISTENINGの項目別正答率を見てみました。
特に正答率が低いのは第1項目と第5項目。
第1項目は「短い会話」「文脈を推測」とあるので、おそらくPART2です。
確かにPART2は少し苦手でブレが大きく、本番でも感触がよくありませんでした。
第5項目は短い、長いの指定がなく「暗示」と書いてあるので、PART2,3,4で答えがはっきり書いていない系の問題でしょう。
今後の方針
単語力強化、問題形式慣れについては今回の対策である程度達成できたはずなので、
今後は今回足を引っ張ったリスニングに重点を置き、 根本的なリスニング力の向上、PART2の個別対策をやっていきたい
ところなのですが、TOEICの対策自体はしばらくお休みして、半年か1年後ぐらいに再チャレンジするつもりです。
まとめ
色々とごちゃごちゃ書いては来ましたが、 結局やりたかったのは、
PDCAサイクルを上手く回したときに、本当に成果が出るのか確かめる
ことです。
今回はそこそこ上手くいった気がするので、この体験がどなたかの参考になればいいな、と思います。
最後までお読みいただきありがとうございました!