電子辞書を活用しよう
こんばんは。TOEICまであと32日。あと1ケ月と少しですね。
1週間ぶりの投稿です。
まず前回のおさらいです。前回は「マイルストーンを定める」ということで、現状分析から見えてきた対策と中間目標の設定を行いました。
目標とやるべきことが定まったので、次は実行する環境、主にどの教材を使うかを決めたいと思います。
と現在形で言ってみましたが、当然ながらもう決め終わって対策を開始しているので、どのようにやったかを書きたいと思います笑
基本方針
まず、基本方針としては
「電子辞書をフル活用」
します。
ん?電子辞書って辞書じゃないの?辞書使って勉強するとかマニアか?と思われるかもしれませんが、もちろん辞書で対策するわけではないです笑
実は、一般的な大学生用の電子辞書にはTOEIC用の教材がたくさん入っています。特に英語モデルはすごいです。1冊や2冊ではありません。
詳しく説明する前にまず、僕が持っている電子辞書を紹介したいと思います。大学に入学したときに親に買ってもらったもので、CASIOのEX-wordです。
英語に特化したモデルのようで、数えてみたのですが
なんと、英語系の辞典が23冊、ネイティブ発音付きの参考書に至っては44冊も入っていました。
TOEIC専門の参考書に限っても14冊です。
いや、これは活用しない手はないですね笑
これをもし全部紙で揃えたらと思うと考えるだけで恐ろしいです。辞書を1冊5000円、参考書を2000円と見積もるとおよそ20万円相当。しかも数えたのは英語だけという(-_-;)
これが3万円で買えるんだから相当なお買い得品ですね……
ここでTOEIC関連書籍の一覧を見てみます。
<単語系>
- キクタンTOEIC®Test Score 500
- キクタンTOEIC®Test Score 600
- キクタンTOEIC®Test Score 800
- キクタンTOEIC®Test Score 990
- 新TOEIC®テスト 英単語・熟語マスタリー2000:単語・熟語2,000語と2,000例文
- TOEIC®テスト ボキャブラリー730:2,323語(単語、例文)
- TOEIC®テスト イディオム730:1,776語(単語、例文)
<問題集>
- はじめての新TOEIC®テスト全パート教本:練習問題約100問
- TOEIC®テスト新公式問題集
- TOEIC®テスト新公式問題集 Vol. 2
- TOEIC®テスト新公式問題集 Vol. 3
- TOEIC®テスト新公式問題集 Vol. 4
- 新TOEIC®テストスコアアップ:リスニング660問
- 新TOEIC®テストハイパー模試改訂版:TOEIC®テスト模試3回分
はい、前の記事に書いたのですが、対策において最も優先すべきなのは、
- 単語力強化
- 問題形式慣れ
この2つであったことを思い出すと、双方ともこの電子辞書に入っている教材で十分に対応できそうなことが分かります。
電子辞書のメリット
さて、ここまで教材の豊富さばかりを強調してきましたが、電子辞書を使うメリットはそれだけではありません。
そもそも、勉強する媒体として考えられるのは、
- 本
- 電子辞書
- スマホ
の3つかなと思ったので、この3つを比較していきます。
まず、電子辞書のメリットですが、
などがあります。詳細を説明します。
テクノロジーの恩恵を受けられる
電子辞書ならチェック機能を利用して、チェックがついた単語だけをやり直したり、訳だけ、見出し語だけを隠したり、といったことをするのが簡単です。
即座に発音を聞くこともできます。これらは学習効率を格段にアップするでしょう。
発音についてはCD付きの本でもできますが、わざわざ該当の音声を準備するのは少々手間です。電子辞書なら単語や例文の横にある発音ボタンを押すだけで発音を聞くことができます。
ですが、これはスマホでもできることなので、スマホに勝る点ではありません。むしろ、スマホの方が学習効率を追求したハイテクアプリがたくさん出ていると思います。
辞書とひもづいている
2つ目のメリットです。
電子辞書では、例えば単語を覚えているときに、「単語帳の意味だけではなくもっと詳しい使い方などを見たい」と思ったら、すぐに辞書の該当ページに飛ぶことができます。
これも本ではできません。
「スマホならできる」と思うかもしれませんが、スマホだとフリーの辞書になるので、どうしてもクオリティが落ちます。
有料でちゃんとした辞書を入れるにしても、数十冊の英語辞典を搭載している電子辞書には到底かないません。複数の辞典を比較して初めて分かることもよくあるからです。
誘惑がない
はい、これがスマホに勝る一番のメリットです。電子辞書は基本的に勉強のためのツールなので、誘惑がありません。
スマホアプリで勉強しているといろいろな通知が来てLINEをチェックしたりなど、気が散ってしまいます。
追加課金が必要ない
確かに電子辞書は高価ですが、一度買ってしまえば中にあるコンテンツを使い放題です。追加でお金がかかりません(追加コンテンツなどを使えば話は別です)。
一方で、スマホで高機能なアプリや辞書を使おうとすれば有料になってしまうでしょう。たとえ少額であったとしても、そこには心理的な障壁が立ちはだかります。
また、「スマホアプリに課金してみたのはいいが期待外れだった」ということもあるかもしれません。
よって一度手に入れば電子辞書の方が楽です。
以上、メリットだらけであることが分かっていただけたでしょうか。続いてはデメリットです。
電子辞書のデメリット
実際電子辞書を使って勉強してみて分かったデメリットをお伝えします。
- 手軽でない
- 画面が小さい
手軽でない
特に語学と縁のない方は、普段電子辞書を使う習慣がないでしょう。そうしたときに、毎日必ず触るスマホと比べると、勉強するのが億劫になってしまうかもしれません。
ところが、これは習慣にしてしまえば解決します。「電車に乗ったら電子辞書を開く」とか「朝起きたら電子辞書を開く」とか決めておけばいいのです。
画面が小さい
電子辞書やスマホには、画面が小さいという致命的な欠点があります。
画面が小さいことで一番影響を受けるのはリーディング対策です。なぜなら、リーディングは文章全体と問題文を一度に俯瞰できた方が解きやすいからです。
逆に単語の学習にはさほど影響はないと思います。実際にスマホでも単語アプリはたくさん出ていますし。
ではリスニングはどうかというと、問題を解くには影響がなさそうですが、スクリプトを復習するときに影響が出るかもしれません。
自分が持っている電子辞書ではリスニング音声の再生中になぜかスクリプトをスクロールすることができなかったり、音声を途中から再生する機能がなかったりしたので、少々不便でした。
リスニングに関しては、電子辞書やスマホの仕様によるところだと思います。
電子辞書の活かし方
電子辞書の良さを分かっていただけたでしょうか?
デメリットのところに書いたように、電子辞書が全てをカバーするわけではないので、
すでに英語教材をたくさん持っている方が追加で買うべきとまでは言いませんが、
もしまだ英語に関する教材がほとんどないのであれば、
思い切って買ってしまうのがよいと思います。
TOEICだけでなく、英検やTOEFL、日常英会話にも使えるからです。
おすすめはEXwordの英語モデル最新機種です。下記から購入できます。
実は僕が持っている電子辞書には一つ問題があります。購入したのが3年前なので、TOEIC公式問題集が新形式に対応していないのです泣
ですが、最新モデルであれば新形式に対応した演習ができます。
すでに電子辞書を持っているという方は、電子辞書の特性をよく理解した上で、単語学習には電子辞書、リーディングや実戦形式の対策には紙の本、リスニングはスマホといったように、上手く使い分けをしていくと効率よく学習ができると思います。